NIGHT GUIDE
リードする・されるのすれ違い夜のリズム診断・タイプの軸から見るヒント
「たまにはリードしてほしい」「いつも自分からで、受け身な相手に物足りない」。どちらが始めるか、どちらが導くかは、言葉にしにくいぶん、すれ違いが長引きやすいテーマです。
リードされる側を想像したことがある人は多数派だという調査もあります。いつもリードしている人が、たまには委ねたいと思っていることも珍しくありません。役割は固定ではなく、ときどき交代できるものです。
なぜ起きる? 夜のリズムの軸から見ると
①主導(リード派・フォロー派)
リード派どうしは、どちらが始めるかで譲り合って止まり、フォロー派どうしは、誰も始めないまま日が過ぎます。リード派とフォロー派はかみ合いやすい一方で、フォロー派の希望が見えにくくなります。
④向き(尽くす派・味わう派)
尽くす派のリードは相手に合わせすぎ、味わう派のリードは自分のペースになりがちです。同じリードでも、向きによって相手の感じ方が変わります。
あなたの側から見た処方箋
夜のリズム診断の軸のうち、この悩みに関係の深いものを選んでいます。自分に当てはまる側から読んでください。
Lリード派のあなたへ
リード派のあなたは、ときどき選ぶ番を相手に渡してみて。「今日はあなたの好きなようにしてみて」と言って、場所か順番をひとつだけ選んでもらう。あなたが委ねる側に回る夜が、二人の新しい一面を見せてくれます。
Rフォロー派のあなたへ
フォロー派のあなたは、全部を決めなくて大丈夫。「今日はこれがいい」をひとつだけ伝えると、相手はそれを軸に流れを作れます。誘う日を決めておくのもおすすめです。
二人の組み合わせで見ると
悩みは、二人の組み合わせで起き方が変わります。この悩みに関係の深い組み合わせを抜き出しました。
リード派 × リード派
二人とも始めたいし、二人とも仕切りたい。どちらも「今日は自分が」と思っているのに、相手の出方をうかがって、結局どちらも動かない夜がある。逆に決まれば、演出の引き出しが二人分あるので、他の組み合わせより夜の種類が多い。
うまくいくには決め手がないと止まるので、順番を決めるのを恥ずかしがらないこと。じゃんけんでもいい。「引っぱる係」が決まった瞬間に、もう片方は安心して乗れます。
「今日はどっちがリードする? 私やっていい?」
リード派 × フォロー派
いちばん自然にかみ合う組み合わせ。リード派のほうが始め、フォロー派のほうが乗る。会話を詰めなくても流れができる。そのぶん、フォロー派のほうの「本当はこうしたい」が、いつまでも出てこないまま慣れていくことがある。
うまくいくには月に一度くらい、リード派のほうから「今日は、あなたの好きなようにしてみて」と、選ぶ番を渡してみる。いきなり全部を決めるのは難しいので、場所・順番・時間のうち、ひとつだけ選んでもらえば十分です。リード派のほうは、選ばれたものを楽しむ側に回ってください。フォロー派のほうの「好き」が、そこで初めて見えます。
「今日は、どうしたいかひとつだけ教えて。あとは任せて」(リード派のほうから)
フォロー派 × フォロー派
二人とも「相手が始めてくれるのを待つ」ので、始まらない。しかも「誘ってこない=求められていない」と、お互いが静かに誤解していく。実際は、二人とも待っているだけ。
うまくいくには「誘う係」を曜日で決める。誘うのは一言でいい。「今日、どう?」だけで、あとは二人とも得意な「乗る」に入れます。
「誘われるの、待ってた? 私も。」
RESEARCH NOTES
研究ノートから
国内外の調査・論文の要点を、出典つきでまとめています。
リードは、うまい人がずっと担うものではなく、二人で順番に楽しめるものです。月に一度だけ役を交代してみる。それだけで、いつもの夜に新しい顔が生まれます。
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